鹿角の歴史案内
四六判・308頁 定価1800円+税 冊数
 はじめに 8

第一章 考古編 発掘された遺跡の数々
 第一節 世界に誇れる「大湯環状列石」
  一 どんなものか 12
  二 発掘調査の歴史 21
  三 遺跡の謎 25
 第二節 発掘調査された鹿角
  一 縄文時代の遺跡 30
  二 小坂環状列石墳墓 33
  三 縄文遺跡の分布 36
  四 弥生遺跡(続縄文) 41
  五 奈良・平安の土師器と住居 49
 第三節 古墳の分布
  一 枯草坂古墳 64
  二 猿賀野古墳 67
  三 三光塚古墳 69
  四 石野古墳 70
  五 錦木塚古墳 70
 第四節 発掘調査された城館
  一 小枝指館 73
  二 乳牛館 75
  三 湯瀬館 77
  四 新斗米館 78
  五 長牛館 80
  六 大里楯 80
  七 その他 82

第二章 歴史編 上津野村から鹿角郡へ
 第一節 古代 上津野登場
  一 小野春風将軍と七時雨道 86
  二 ニサナの君イカコと
     オラシベ村のツルキ 95
  三 狭布の里 98
  四 藤原泰衡逃亡の道 102
  五 古代地名 108
 第二節 中世 大里楯の攻防
  一 成田氏の鹿角入り 112
  二 賀都の庄は鹿角庄か 114
  三 大里楯の主、国司代官成田氏 116
  四 鹿角の楯々 128
  五 狭布と紫 134
  六 板碑と磨崖仏 135
  七 中世地名 138
 第三節 四十二館に四二の館主
  一 戦国の北奥羽の戦い 143
  二 長牛・谷内の戦い 146
  三 九戸の乱 152
  四 鹿角四十二館の変貌 154
 第四節 江戸時代の両鹿角
  一 御境騒動 171
  二 キリシタン騒動 177
  三 鉱山開発 181
  四 銅山の組織 188
  五 町の形成 194
  六 米の生産 198

  七 農村支配 204
  八 町や村の抵抗 212
  九 相馬大作事件 215
  一〇 鹿角を訪れた人々 216
  一一 鹿角の学問 229
  一二 戊辰戦争 239
 第五節 明治、大正、昭和の動き
  一 十和田湖開発と和井内貞行 247
  二 官営工場小坂鉱山 250
  三 大正デモクラシーと鉱山争議 254
  四 尾去沢鉱山ダム決壊事件 256
  五 地主の形成 258
  六 大戦中の耐乏生活 263
  七 第二次世界大戦と尾去沢鉱山 266
  八 大戦後の生活 267
  九 尾去沢鉱山の廃止まで 271
  一〇 誘致工場 275
  一一 鉱山と汚染米 275

第三章 伝説編 伝説の里かづの
  一 十和田湖伝説 278
  二 田道将軍伝説 280
  三 錦木伝説 282
  四 ダンブリ長者伝説283
  五 長慶天皇伝説 288
  六 その他の伝説伝承 290

 主な参考文献一覧 301
 終わりに 305  


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