大河次郎兼任の時代
四六判・205頁 定価1500円+税 冊数
  プロローグ―天災と兵乱 6

一、頼朝と政子 13
  娘二人 14  人間頼朝 16
  息子二人 19  強い女 21
  朝と政子  二つの国 23

二、京の義経 25
  義経凱旋 26  天変地異 30
  暗殺計画 32  腰越状 34

三、奥州平泉 37
  都落ち 38  河内源氏 41
  念珠ヶ関 44  山伏姿 47
  再会 50  秀衡の大戦略 52
  秀衡死す 59

四、義経最期 65
  平泉の兄弟 66  西行の旅 68
  泰衡 72  都市平泉 74
  軍事力 76  義経孤立 79
  高館急襲 82

五、兼任の動き 89
  忠衡殺さる 90  法皇悩む 92
  将軍の令 95
  念珠ヶ関の合戦 98

六、奥の大道 101
  阿津賀志山の堅陣 102
  大逃走 105  泰衡梟首 107
  河田次郎斬首 111
  本陣厨川へ 113

七、奥羽新秩序 115
  論功行賞 116  橘公業 119
  男鹿島・志万太郎・新方二郎 121
  橘水軍 124  伊予国宇和郡 126

八、鎌倉幕府 129
  奥州総奉行 130
  日本の国土 133  北の国界 135

九、大河次郎兼任という人 139
  謎の人物 140  系図から 145
  おかの太夫 148  橘頼貞 150
  大河氏 155  港 159
  兼任起たず 162  新地頭 163

十、兼任反乱 167
  鎌倉からの通達 168
  氷の大方 171  公業逃亡 175
  製鉄 178  鉄の支配者 181
  大陸への海みち 184
  大河水軍奮戦 186
  陸奥に攻めこむ 190
  頼朝の反応 191  冬季作戦 193
  一迫の戦 195  決戦 197
  最期 199

  エピローグ 201

  あとがき 205


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