入門・東大宇宙線研究所
四六判・375頁 定価2800円+税 冊数
   はじめに

1章 追跡ニュートリノ
    重さを解き放つ
    パウリの救済策
    陽子の寿命
    千載一遇の超新星
    実験屋の活路
    スーパーカミオカンデ登場
      ◆奥村公宏
    変身するニュートリノ
      ◆梶田隆章
    事故を乗り越えて
      ◆鈴木洋一郎

2章 宇宙の地図を作る
    宇宙の座標
    銀河まで何年
    宇宙の島々
    未来を左右する暗黒物質
    見えてきた大構造
    SDSS計画
    共有される宇宙

3章 素粒子論宇宙論――来し方行く末
    物質とは、――この世の成分表示
    あまたの素粒子――主役は誰
    力とは、――磐石の王国
    光速の世界――老獪なる演出家
    量子論――秩序の破壊者
    つながる場――バネ仕掛けの舞台
    大統一へ――ウィッテンの大団円
    宇宙開闢――始まりの向こう側
    いきつく果て――彼岸の宇宙
      ◆久野純治

4章 天啓の空気シャワー
    地球に打ち寄せる波
    まぶしい窓
    夜空を見上げるカンガルー
      ◆森 正樹
    最高エネルギーの宇宙線
      ◆福島正己

    世界各地での観測
      ◆瀧田正人

5章 重力波を掴まえる
    復権のマイケルソン実験
      ◆三代木伸二
    蟷螂の斧TAMA300
    冷たい望遠鏡LCGT
      ◆黒田和明

   あとがき
   参考資料
   関連年表
   索引


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