ナンダロウアヤシゲな日々
四六判・266頁 定価1600円+税 冊数
ナンダロウアヤシゲな「まえがき」 8

第1章 「埒外」の本と人
 もっと紙モノに光あれ! 15
 「いかもの趣味」と『からす会蒐集貼込帖』 22
 廃物利用は「実用」を超えて 29
 関西の物数奇たち 36
 書斎で出来る猟奇  もしくは川崎ゆきおの文章について 44
 新宿がアツかった頃  タウン誌の元祖「新宿プレイマップ」 53
 タウン誌「うえの」と『とんかつ一代』 57
 わが手にすべての「本づくりツール」を  「跋折羅」と小さな印刷機 62
 「埒外」の出版人たち 70
隣の文化史家  串間努さんのこと/嫌われ者の存在理由  エロ漫画編集者・塩山芳明/下手以上のナニかを求めて  幻堂出版・なかのしげる/フラフラしてるのも悪くない  多面体の雑学者・奥成達/「ふつうのめし」を熱く語る  大衆食堂の詩人・遠藤哲夫
 神保町の「豆本人」たち 91
 本から人へ、人から本へ 98

第2章 私事しながら仕事する
 ミイラ取りがミイラになる 107
 私事しながら仕事する 111
アマくたってイイじゃないか/「本の学校」はぼくの自由学校/本を買うことは仕事である!/枝川公一さんのこと/いつの日か、年相応に……?/プラハの物数奇たち/儲からない方へ
 大学でも「ミニコミ専攻」だった 129
 ミニコミという往復運動 133
 ぼくだって「ふらふらふらり」してた 137
 わが青春の「ながら食い」 147
 小沢信男さんとぼく 151
 「sumus」の本読みたち 156
 「BOOKMANの会」はじめました 163

第3章 本のためならドコへでも
 今日もおウチで本探し 171
 神保町、新刊書店そぞろ歩き 179
 ソウルの本屋さんを歩いて 185
 プラハはすべて「本の街」である 184
 チェコ語知らずの古本屋巡り 201

 「街の記憶」がよみがえる本 209

「昭和」の怪しい味満載/路地裏の散歩者の徒然草/巷のたまり場の考古学
 バスに乗ったセンチメンタリスト  田中小実昌と「すずらん通り」 214
 ちょっと変わった本の話 217
薄暗い映画館のベンチに座って/幻の本に呪縛される/マジメなパチプロの闘病日記/「泡沫」であり続ける凄さ/詩を媒介とするヒトのつながり/コトバと格闘して「音」を描
 中公文庫の日記本について書くなんて言わなければよかったのに日記 235
 ぼくはモクローくん 249
 夢の古本目録をつくる 254
 本の世界の「野次馬」でいたい 260

あとがき 264

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