今日は市内にある岩谷山。小さな山なので午前中に登り切って、そばの温泉でランチ。夜は有志たちでシャチョー室宴会がある。
　この１年、山行の１時間前にはちゃんと起き、冷凍しておいたおにぎりをチン、その半分を卵かけご飯、残りはお茶漬けにして朝食をとるのが定番になった。インスタント味噌汁もコーヒーも面倒くさがらずつくる。水分補給もちゃんとしておきたいからだ。この頃は、この朝食を食べたいために山行しているのでは、と思うこともあるほどだ。あれほど苦手だった早起きも、この朝食のためなら簡単にクリアーできた。何はともあれモモヒキーズの今年最後の山行である。参加者は今年最高の８名。親族が不幸中のＮさんと仕事の忙しい若手のＳさんの二人をのぞいて全員参加という珍しい山行となった。
　それぞれが河辺のユフォーレ駐車場に集合。そこでトイレを借りて、歩いて丘を下り（２０分）、昔からの麓の人たちの信仰の道である表参道側からスタート。ユフォーレの横にも登山道はあるのだが、縦走するとけっきょく表参道登山口に降りてくるので、そこから歩いて駐車場まで戻らなければならない。

けっこう傾斜は急だ

外食登山のメニューは鍋焼きうどん

　山の中はうっすらと初雪がかぶさり清陵で荘厳なたたずまい。最初から最後まで登りの続く山だが、ものの１時間もあれば山頂についてしまう。まあ今日の目的はランチをユフォーレの食堂でとる「外食登山」であること。１年に１回だけの楽しみなのだ。去年はラーメンを頼んで失敗したので、今年は鍋焼きうどんにした。みんな外食よりは家でちゃんと食事をとる人がほとんどなので、外食そのものが新鮮でエンターテイメントなのだ。かつ丼やかつフライを注文した人もいた。コーヒーも１２０円で呑み放題で、なんだかえらく贅沢をした気分になるから不思議だ。これも山登りという「冷えたおにぎりを貪り食う」のが当たり前の世界とのギャップがもたらすものなのだろう。 ＊ 　温泉は当然のことながら「ユフォーレ」。広々として清潔、かつあまり混んでいないのがいい。この頃はけっこう長風呂になったせいか、人が多いとせかされているようで落ち着かない。Ｋさんから「今日は８千歩歩いた」と言われてちょっとびっくり。登山口までの２０分の歩きで歩数を稼いだのだ。今年の山歩きも大過なく終了。来年も健康で山に登れますように。