No.222
温泉・長いも・フキノトウ
[長者森(大仙市協和 324m 2020年1月12日)]
 苦手の3連休だったが、ここでしっかり正月気分を抜いて、自分の原稿を書かなくちゃ、と決意も新たにしていたのだが、夜遅く、「明日ちょっと長者森でもどう?」と声がかかった。予定外の山行だ。2つ返事でうなづいてしまった。自分の原稿はまたしてもお預けだ。
 今年は「例年通りではない」ことにも積極的にチャレンジしようと思っているから、予定外は大歓迎だ。もう一つ山に関した予定外がある。今年から秋田市郊外(車で20分)にある温泉施設の年会員になった。ここにあるトレーニング設備を使いストレッチや筋トレをすることにした。小さなプールまであるから体力増強には最高の環境だ。実は、フィットネスクラブが秋田市に初めてできた40年前から初期会員だったが、最後までそこの独特の雰囲気になじめなかった。これからは何の強制もない週一ぐらいの温泉付きフィットネスだ。さらに付け加えると、今年に入って長年服みつづけてきた「タケダ漢方便秘薬」の服用をやめた。これも身体的には大事件だ。薬に頼らず、残りの人生を楽しみたい。

この山裏に長者森はある

山頂はこの通りの雪
 というわけで、気分も新たに今年最初の山である(初詣登山は別)。
 お隣の協和にある山で、参加者は3人。いつものSシェフ、長老、私である。思いがけず青空が出て、相変わらず雪はなし。なしとは言ってもそこは山、平地と違い山頂は30センチほどの雪におおわれていた。そこでゆっくりランチ、下山まで2時間の行程だった。下りてくる途中、なんと春の風物詩である「フキノトウ」がびっしり。いつもなら雪の下に埋もれて春を待っているのだが、雪がないため、隠れるところがないかのように芽を出していた。
 温泉は秋田市まで戻り、さとみ温泉「リラックス」。秋田市から外に出ると、あんがいと日帰り温泉はないものだ。

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