No.225
雪がないとつまらない
[保呂羽山(横手市大森 438m 2020年3月19日)]
 週日の木曜日だが保呂羽山へ。ここ1ヵ月以上、山行はご無沙汰だ。コロナウイルスの影響というよりはお天気がまるでダメ。雪は降らないくせに雨が多い。今日は久しぶりに好天との天気予報があり、モモヒキーズの有志たちで急きょ山行を決定した。
 保呂羽山はスノーシューを履いて歩く雪山としては極めて魅力的でワクワクするところだ。でも雪がなければ山頂まで40分もあれば着いてしまう単調でこれと言って面白みのない山だ。これが雪が降るとスノーハイク好きにはたまらない魅力的な山に変容する。
 今日も雪がないのが予想されるので、スパイク長靴にかんじき持参だ。通常であれば登山靴にスノーシューで決まりなのだが、雪がないとグズグズのぬかるみ道を歩く危険があるので、スパイク長くつのほうが適しているのだ。
 朝は5時起床、事務所でお茶漬けの朝ごはんを食べ、ちゃんと豆を挽いてコーヒーを1杯飲み、時間の余裕を見て出発する。このごろようやく「早起きは三文の得」という言葉の意味がわかりかけている。含蓄のある言葉だ。

長くつとかんじき

山中の雪はこんな感じ
 天気は好天、案の定、雪はなく登り始めはかんじきを履き、すぐにツボ足で登り続けた。やはり1か月以上山行から遠ざかっているので、少し運動不足。身体が重い。
 途中、ミスミソウ(雪割草)の群生地があり白やピンク、紫まで色とりどりの花が可憐に咲いていた。残雪にはカモシカもウサギの足跡もくっきり残っている。
 頂上までは約1時間。雪山なら1時間半かけて登る山だ。先日、ヤフオクで衝動的に買ったデジカメ(リコーGR)の試し撮りに夢中になる。カメラは思ったほど画質が良くなく、これにはガックリ。カメラが悪いのか、はたまたこちらの腕に問題があるのか、まだいろいろテストする要素はあるようだ。

 温泉は由利本荘市大内にある「ぽぽろっこ」。ここの野菜直売所で「三角揚げ」を買うのが定番だ。これを焼いてネギとショウガと鰹節をかけて食べるのが好きなのだ。

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