No.247
人気の少ない観光ルートを初体験
[秋田駒・仙北氏田沢湖・1623m 2021年6月613日]
 昨晩ははやめに目を覚ました。というかよく寝られなかった。
今日はSシェフが親御さんの介護もあり欠席、急きょA長老がリーダーとなってF女史と私の3人旅。ドライバーは私なので「寝不足」は大問題だ。6時出立で、高速を使わず下道を走ってアルパこまくさ到着は8時15分。何と1時間ちょっとでここまで着いてしまう。ここからはバス(630円)に乗って8合目登山口まで。思っていたほど駐車場は混んでおらず、ちょっと早出しすぎたことを後悔したほど。
 登山口では山の管理人と自然観察員の2名が登山客を監視中。自然観察員は友人の山ちゃんらしき人だったが、もう10年以上会っていない。それにちょっと太っていたので、「瘠せの山ちゃん」ではないだろうと声をかけなかった(後から聞くとやはり山ちゃんだったようだ)。

男岳山頂にて

すべて手製の弁当
 天気は薄曇り、暑くもなく、風のある絶好の山行日和だ。今日はオーソドックスな正規ルートで登るミヤマキンバイにキバナコマノツメ、ヒナザクラにミツバオウレンと花も盛りだったが、本当に登山客が少ないのにちょっと拍子抜け。コロナの影響というより、もしかすれば噴火警戒レベルが「1」とはいえ、女岳の地熱活動による噴火を警戒してのことだろうか。いやそんなはずはないな。
 八合目小屋から1時間10分で阿弥陀池到着。ここから男岳に登り馬の背を渡って横岳へ。横岳の尾根を縦走し焼森でランチ。あとは一直線に登り口の小屋まで下ってきた。行きと帰りが別の今回も縦走である。
 いつもは観光登山客が列をなしていて、花をめでるどころではないのだが、あえて乳頭へ連なる笹森や笊森を選ばなかったのがよかったようだ。正規ルートをちゃんと登ったのも久しぶりだ。

 温泉は、露天風呂から田沢湖が眺望できる「アルパこまくさ」。コロナ対策も徹底していて、気分良く入浴できた。山行後に風呂に入ると、疲労が一挙に全身を襲ってくる。ましてや今日は小生がドライバーだ。早めに湯を出て、車の点検、眠気覚ましのコーヒーをひっかけ、用意万端で帰ってきた。

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