No.264
女子大生とスノーハイク
[貝吹岳・田沢湖町・2022年4月10日]
 久しぶりの貝吹岳だ。仙岩トンネルを越えて、すぐ右側の駐車場入り口(雪山用の登り口)から男女4人で登り始めた。ちなみに貝吹岳には正式な登山道はないが仙岩峠として整備している道があるので山頂まで行くのに問題はない。ここは冬季限定のコースだ。記憶を頼ってみても、ここから登るのは5年ぶりくらいかもしれない。
 雪もけっこうあったので用意万端スノーシューでスタートした。Sシェフと、2人の女子大生を連れなので、雪山初心者の若い人のために昨日は朝からワカンやスノーシューの「履き方」の練習してきた。先日の保呂羽山も子供連れだったので「履き方」を教えたのだが、うまく教えられず一苦労したためだ。ないせ自分自身ですらうまく履けないのだから、他者に教える玉ではない。事前練習の成果もあり、今日は2人とも納得のいくセットアップできた。
 天気予報に反して、青空も顔をのぞかせる好天で、雪もしっかりと閉まっていた。途中からはツボ足でも十分に歩けることが分かり、スノーシューはお役御免に。

登り口は駐車場

尾根にたどり着いて
 ひたすら雪道を2時間ほど登り続け、途中にSシェフの初心者用山歩きや樹木、動物の「講座」なども交え、若い人たちとおしゃべりしながら尾根にたどり着いた。ここで記念写真とランチをとり、すぐ目の前に見える頂上までは行かず引き返すことにした。ピークハンターではないし、女子大生2人は新人だ。けっこう長い距離を歩き続けたので、無理せずにここで引き返したほうが、「また登りたい」という気持ちになるだろうとの親心からだ。雄大な駒ケ岳や岩手山もまじかに見え迫力満点。女子大生たちは初めてのスノーシューやカンジキでの雪上ハイキングに大感動の様子だった。
 ちなみに2人の女性の出身地は福井と大阪。存分に秋田の雪を楽しんでもらえたようだ。大阪の彼女は8月にはクロアチアへの留学が決まっているのだそうだ。

 温泉は「花葉館」。広々として洗い場もゆったりだ。電気風呂が有名だが、これはあまり好きではない。

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