Vol.101 02年8月3日号 | 週刊あんばい一本勝負 No.98 |
田沢湖と男鹿で夏を満喫 | |
ロンドンから来秋した丸茂さんと、息子さんの陸、ブラジルからの研修生・ジュリアーナ、そして無明舎の鐙、岩城、柴田の6人で、2泊3日の小旅行に行きました。丸茂さんはロンドンで出版社を経営していて、今回は休暇と仕事を兼ねての来秋です。 1日目は、丸茂さんと陸を空港で出迎えたあと、田沢湖に直行。湖でカヌーに乗ったり泳いだり、砂浜で寝転んだり、思い思いに半日を過ごしました。陸は初めてのカヌーに大はしゃぎ。「将来はカヌー選手?!」と思うほど上達が早いのにびっくりしました。露天風呂に入ったあと、宿でおいしい食事とお酒。ちょうど花火大会をやっていて、田沢湖の上に上がる花火を窓から見ることができました。 2日目。朝早く出発して男鹿半島へ。漁船をチャーターして沖で釣りをしました。小さなアジのほかタイ、メバルなども釣れて、思った以上の収穫でした。夜は、旅館で豪勢な魚料理に舌づつみ。釣ったばかりのアジもフライにしてもらいました。 3日目、秋田市に帰ってきた時には日焼けをしすぎてみんな体がヒリヒリになってしまいましたが、丸茂さんも陸も、ジュリアーナも、それぞれに楽しんでくれたようでした。 (柴)
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田沢湖でカヌー | 釣ったばかりのアジの刺身をぱくりっ |
芸術の秋には早いけれど | ||
7月中、いろんな展覧会や個展に顔を出した。親戚の新築祝いに絵を送ろうと金子義償さんのアトリエを直接訪ねたのが最初だった。金子さんの「花」の絵は大好きで贈り物に最適なのだが、先月の個展では値段の高さに手が出なかった。あの値段なら秋田では売れない、個展が終わったあたりを見計らって本人から直接ゆずってもらおう、というさもしい魂胆の訪問である。思い通り小品3点をゲット。県立美術館では友人の陶芸家、倉田鉄也さんの個展。真四角で荒々しい大皿を一点買う。彼の作品は10年以上買い続けている。その作品は事務所に飾ってあるのだが1人の作家の変遷がよくわかる。千秋美術館で今月の23日まで開かれている「デザイナー亀倉雄策展」も興味深かった。このデザイナーにはほとんど興味はないが、彼が集めたコレクションや日本を代表するデザイナーたちが彼に寄せたオマージュの作品が素晴らしかった。本人の作品よりもその周辺のものが良いというのも失礼だが、本当だからしょうがない。
(あ)
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亀倉展のパンフ | 金子さんのアトリエ | 倉田夫妻と真ん中は元日 本野鳥の会の市田則孝さん |
今年の舎員旅行は「台湾」です |
去年は久しぶりに国内の沖縄で、日本も広いなあということを実感した舎員旅行でしたが、今年は9月中旬に台湾に行くことがきまりました。仙台空港までの高速道が整備されたためアジア周辺に簡単にいけるようになってから香港、グアム、ソウル、上海と立て続けに海を越え、沖縄で一息という感じでした。
台湾行きに躊躇していたのは仙台からの直行便がないためで国交のない国というのは、やはりいろんな問題があります。今回はそうした(東京経由)ことを考慮してもなおかつ行きたい、という舎員の希望が強かったためです。しかし舎員旅行というのも古臭い形式で、来年からは見直そうと思っています。やることはやるのですが舎員よりもフリーランスのカメラマンやライター、アルバイトを年に1回「招待する」ような旅行の形を考えています。こうなるとベトナムやタイ、モンゴルや北方4島などにも行き先は広がる可能性があります。(これまで近場の有名観光地が多かったのは、実は旅行自体に興味がないオヤジたちがいたため無難なところを選んでいたからです)。 (あ) |
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