シャチョーの本 |
2018年刊− |
「学力日本一」の村
―秋田・東成瀬村の一年―
あんばい こう 46判・232頁・定価1700円+税
ISBN 978-4-89544-648-8 小さなことが宝物! 少子高齢化の中、あえて選んだ単独立村の道。先人たちの知恵をつなぎ、自然から学び、教育に未来の希望を託した、何もない村の、豊かな人と文化と歴史を歩く。 |
目次から
I
1 豪雪を見に行く 2 シカがいた! 3 ヘンな若夫婦 4 縄文の遺跡 5 学生たちの民俗調査 6 なぜ学力が高いのか 7 学テの変遷 8 本を読む子供たち 9 踊る教室 10 スタートは劣等感 II 1 田植えと村長選挙 2 古の旅人たち 3 水沢と増田 4 となりの二人 5 村を歩く 6 暮らしの年表から 7 友信じっちゃ 8 イタン・エイブラムス 9 東成瀬大地震のこと |
III
1 仙人修行 2 映画スター 3 テレほん君 4 沼倉君と国際教養大学 5 アンテナ居酒屋 6 仙北街道を歩く 7 墓とキリシタン 8 養蚕と葉タバコ 9 稲架と成瀬ダム IV 1 マタギ議長 2 「定時制」に学ぶ 3 単独立村の道 4 人口減少との闘い 5 修学旅行に同行 6 一〇二人の学習発表会 7 射撃は村のスポーツ 8 首都圏なるせ会 9 雪と平良カブ |
著者について
1949年秋田県湯沢市生まれ。本名 安倍 甲(あべ・はじめ)。 県立湯沢高校卒業後、秋田大学を中退。1972年、無明舎出版を創業。 主な著書
『中島のてっちゃ』(無明舎出版)『ひとりぽっちの戦争─阿仁マタギ殺人事件の銃座から』(無明舎出版) 『頭上は海の村─モデル農村・大潟村ものぐさ観察日記』(現代書館) 『力いっぱい地方出版』(晶文社) 『広面かだっぱり日記』(無明舎出版) 『ビーグル海峡だ!―南北アメリカ徒歩縦横断の記録』(女子パウロ会) 『田んぼの隣で本づくり』(日本エディタースクール出版部) 『舎史ものがたり』(無明舎出版) 『食文化あきた考』(無明舎出版) 『ババヘラの研究』(無明舎出版) |