Vol.402 08年5月31日 | ![]() |
草を食べる象のように | |
5月も終わった。いやはや、あわただしい1ヶ月だった。 今、机の前にある書き込みカレンダーをみながら、この原稿を書いているのだが「空白」がほとんどない。こんな月も珍しい。書き込みをするのは大切な個人的用事や、本の刊行日、山行、出張などの「特別な日」だけなので、この汚れたカレンダーをみただけで、いろんな予定が詰まっていたことがわかる。 花のゴールデンウィークは、ユースに泊まりながら友人と鳥海山の里山を歩いた。中旬には仕事がらみだが久しぶりに東京出張があった。仕事がすべてうまくいき、気分よく秋田に帰ってきた。 山は白木峠に鳥海山、森吉山。森吉山は生まれてはじめての単独行。八幡平も予定に入っていたのだが、親族が亡くなり葬儀のためキャンセル。 カルチャースクールの講師のまねごとも四度。これも多いなあ。 本は根深誠著『ゴンボホリの系譜』一冊のみだったが、出版広告は朝日、読売2紙に5段12割。 人間ドッグ(健康診断)もあったし、飲み会も五回ほど。これもいつもの月に比べたらダントツに多い。 でも最も時間をとったのは原稿読み。仕事だから当たり前だが、なぜかブログを本にする企画が何点か続き、そのプリントアウトした膨大な量の原稿を、草を食べる象のように読みまくっている。これを毎日四時間平均やっていると、目が乾き、頭が白っちゃけてきて、甘いものが欲しくなる。読む原稿がみんな面白いので続いているようなもので、首を傾げたくなる内容だったら、2日ぐらいでギブアップしていただろうな。 この原稿読みの間に、なぜかたまたまいろんな行事や遊びや来客が混じりこんでしまった、というのが忙しさの原因のようだ。 (あ) |
単独行の森吉山頂で |
カレンダーはこの通り | |
ある新人研修の会で、講師席から撮ったもの |
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