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山形の本、続々と刊行

舎内報新連載「アマゾン便り」はじまる!

あんばいこうの沖縄レポート



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新世紀のはじめに


2001年出版予定(順不同・仮題)


昭和東北大凶作    山下文男  1800円
追跡『東京パック』  高島真   1800円
雪国の農具と民具   平田貞雄  1600円
嘉永五年東北     織田久   1800円
五能線のほほん紀行  青木健作  1500円
心を米て       斉藤忠弘  2000円
田澤稲舟資料研究   細矢昌武  3000円
風にのせて伝えたい  長谷部みどり1400円
大型林道は必要か?  原敬一   1800円
東北おもしろ博物館  加藤貞仁  1800円
青森の温泉      無明舎出版 1600円
青森の公共温泉    無明舎出版 1600円

 新世紀のはじめの新刊は、これまでのガイド、ヴィジュアルな本とは正反対の社会性のある硬派なものが多いのが特徴です。
 「昭和東北大凶作」の著者は、岩手県三陸町在住で「津波」の研究著作などで有名な方です。「追跡『東京パック』」は、著者は山形市在住。秋田出身の編集者下田憲一郎と風刺漫画の先駆けともいえる雑誌の関わりを丹念に取材したものです。この2作とも著者が事件そのものに個人的に関与しているというのが見どころです。
 「雪国の農具と民具」は「ノウサギ」や「カモシカ・ミミ」の動物ものでおなじみの弘前の大学教授が、マタギの取材中に撮りためた写真とメモを元に書き下ろしたものです。
 「嘉永五年東北」は東京在住で、元「TBS調査情報」の編集長が小舎HPの舎内報に連載したものの単行本第一弾です。二年前に出して好評だった「江戸の極楽とんぼ」の続編といいますか、江戸時代の東北を旅した紀行を現代に読み解くシリーズ二弾です。近じかウエッブで「北を旅した人々」(仮題)の連載も予定しています。
 こうして見てくると秋田の著者が一人もいないことに気づかれると思います。