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あんばいこうの沖縄レポート
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最新出版トピックス 1
世紀末の書評ラッシュ
ほとんど予想もしていなかった書評が年末に立て続けにでた。たいがいの書評は掲載紙に載る前にその社から確認などの連絡が入り、それで事前に載るのがわかってしまうのだが、今回は3本とも不意うちだった。それだけにうれしさもあった。読売の「編集手帳」はこれで2度目、1度目はもう10年以上も前、「長寿に学ぶ」という農業高校の写真部が撮った写真集のコラムだった。このときはしかしほとんど反応はなく、朝日の「天声人語」とのあまりの差に愕然としたのを覚えている。今回もだからあまり期待はしなかったのだが、予想通りほとんど注文には結びつかなかったようだ。朝日の「青えんぴつ」は意外だった。こんなコーナーに載ったのはわが社の出版物で初めてである。主に「秋田のことば」のCD−ROMについての記事なので社名も載っていないのだが、朝日の全国版というのは、それでもかなりの人たちが見ているようで驚いてしまう。しかし、朝日の池内紀さん「今年の3冊」の「ケセン語大辞典」はありがたかった。ここで書いてもらっても4万円近い本が売れるわけではないが、こんな形で努力を認められるのは編集者冥利というか出版社冥利に尽きる。ありがとうございました。
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