Vol.139 03年5月3日 週刊あんばい一本勝負 No.136


ISOの審査見積

 ISO認証登録に向けた作業も大詰めを迎え、今日はペリージョンソンレジストラーという審査会社の人に見積りに来てもらいました。向うから提示された見積り金額に、安倍がOKを出し、来週には契約成立となりそうです。スケジュールとしては、5月中に文書審査、6月にステップ1(本審査)、7月にステップ2(本審査)という具合に進行し、8月頃には認証取得できる予定です。ただ、ステップ1でたくさんダメ出しをされると、それを直すまではステップ2を受審できないので、まだまだ安心はできません。

見積もり
 2月の初めに総量チェックなどの環境調査をしていた頃は、道のりがとても長く、まったく先が見えないような感じがしていましたが、いつのまにかもう終盤戦。この3ヵ月で舎員の環境に対する意識もだいぶ変わったような気がします。ISOを導入することで、無明舎がいい方に変われるように、システム作りの詰めを頑張りたいと思います。
(島)

カーナビは信じられない!

 桜吹雪のなか、岩手県内の書店60店ほどをまわってきました。結果的に4日間で1600キロメートル走ったのですが、ナビの力なしでは予定の半分もこなせなかったのではないでしょうか。
 この書店巡りには、ナビが付いている舎長の「ボルボ」を借りて出かけました。どんな仕組みか知らないけれど、訪問先の電話番号を入力すると店先まで案内してくれます。店への道筋がほとんどわからない身にとっては神業に感じられました。夜10時ごろまで動いていたので、夜間の便利さは、ことのほかです。

山の中に連れていかれる画面
 さて、そんなナビでしたが、陸前高田市で1ヵ所だけトンでもない山中に連れていかれました。「目的地周辺に着きました。音声案内を終了します」というのですが、どう考えてもおかしい。付近をグルグル走ってみたが、あるのは老人ホームと自動車学校だけです。そのあと苦労して、高田松原に近いめざす書店に着いてみると、どうやら謎がとけました。山中にあった自動車学校と同じ看板が、ショッピングセンター脇に残っていたのです。自動車学校が山中に移り、その跡地にショッピングセンターができたのでしょう。ナビにはその自動車学校に案内すれば、書店に着くようにデータが入力されていたようでした。
(七)

ギネスで乾杯

 最近アイリッシュパブで飲む機会が多く、アイルランド好きの私はご機嫌です。4月の始めに東京に何日かいましたが、夜は友人と待ち合わせてもっぱらこの手の店に通いました。それは恵比寿の「イニシュモア」、麹町(四谷駅前)の「ザ・モリガンズ」、麻布十番の「ブラニーストーン」、大崎の「ザ・シャノンズ」などです。雰囲気はほとんどアイルランドの首都ダブリンにあるパブと大差は無く、足りないのはアイリッシュミュージックの生バンドくらいでしょうか。でも週末に行ったら大崎の「ザ・シャノンズ」には生バンドが入るようだし、そうなると気分はもうアイルランドですね。不味いことで有名なアイルランド料理も、日本の細やかさが加わりグットおいしくなっているのもありがたいことですし、空輸されてきたギネスビールをサーバーから注ぐカウンターマンも、たいがいはアイルランド人なので腕は確か。
 さらに嬉しいことに3月に仙台駅東口近くにも「ザ・ハッピニー・ブリッヂ」というアイリッシュパブがオープンしました。こここもかなり本場のパブを研究した様子がうかがえる本格的な店で、私はもう2回もこの店で友人たちと乾杯しています。先日は無明舎の島田が出張で行った青森県三沢の「パディーズ」というアイリッシュパブで飲んできたそうで、素的だったと喜んでいました。東京には20件を越すアイリッシュパブがあり、さらに少しずつ増えていっているようです。ブームというほどではないでしょうが、ありがたい傾向です。
(鐙)

仙台の「ザ・ハッピニー・ブリッヂ」。
客の半分ぐらいは外人だ

山形ノルディックウォークに参加するゾー

 先日、JTBの『旅』編集部のIさんが来舎。目的は白神山地特集をやるためのプレ取材でしたが、雑談中同席していた藤原優太郎さんが『旅』のなかに「5月10日、湯野浜温泉で国際ノルディックウォーク参加募集」の記事を見つけ、さっそく小生と二人が申し込みしました。鶴岡市にある湯野浜温泉から庄内空港までの砂丘コースをストックを使って10キロ歩き通すというイベントなのですが、もう5回目を迎える大会で参加者も300人近い大規模なのだそうです。こうした体験型観光推進イベントというのは山形お得意のもので、過去にもトライアスロンや自然アウトドア塾のような催しは、やはり山形が東北ではさきがけでした。秋田はこうしたイベントは苦手なようです。新緑まぶしい松林や雄大な夕陽を見ながらの潮風ウォーキングも楽しみですが(結果は後でちゃんとレポートします)、こうした大会が自冶体や観光協会とどういう連携で息長く運営されているのか、そのへんも興味深いので調べてこようと思っています。
(あ)

ファックスで送ってもらった参加募集のポスター

No.136

痩せ方上手(講談社)
サンプラザ中野

 「アエラ」で作家の鈴木光司と健康対談しているのを読み、著者(歌手)にがぜん興味を持ち、本まで買ってしまった。小生もこの半年で12キロのダイエットに成功したので書かれている内容にはいちいちシンパシーを感じてしまうのだが、著者はなんと24キロのダイエットに成功している。痩せて「健幸」になる、というのが本書のテーマだが凡百のタレントダイエット本とは一線を画している。中身に哲学があるし科学的根拠もしっかりしている。医学的知識も踏まえながら独自の実戦理論を作り上げているので説得力もある。「健康って素晴らしい、痩せているって素敵だぞ」と一点の曇りもなく言い放つ単純明快さが気持ちいい。「一日三食」食べる必要はない。選んで食べるべきだ。そして腸を空っぽにする。腸の中の不要な家具を運び出し身体の大リフォームをする。必要な家具を厳選し新しい生活をはじめよう。肥満の健康体なんてありえない。ゴミの溢れた「インテリア」がありえないのと一緒だ。健康を趣味にする、健康はインテリア、と言い切る快著である。ぜひ肥満でお悩みのかたはご一読を。

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