Vol.323 06年11月18日 | ![]() |
身近で病に倒れる人がふえました。 | |
今年も残すところわずかです。笑われるかもしれませんが、今年を早々と振り返ってみると、「病に倒れる人の多い」多難な年でした。春先にA編集長が倒れ、入院、手術で舎内は大混乱、アルバイトを大量導入して約3ヶ月間をなんとかしのぎました。非常時に備えておくのが代表者の危機管理なのに、まったく予想もできずにあたふたしただけで、いま考えても冷や汗モノです。 夏まではつつがなく時間は経過しましたが、秋になると仕事をいっぱいしてもらっている長い付き合いのフリーライターFさんが突然倒れ、やはり入院、手術。手術は無事成功したのですが、これにも肝をつぶしました。Fさんはもう仕事に復帰しているのですが、体力には絶対の自信があったFさんの入院は、こたえました。そして今度は自宅で校正を担当してくれているM君が倒れました。担当といっても正社員の時代から数える20年以上、うちの仕事にかかわっている人物で、彼の仕事が停まるとライフラインが断ち切られるのと同じ、ダメージがあり、ショックを受けました。幸いなことにM君も12月からはほぼ普通通り復帰できることになって一安心しているのですが、「今度は自分の番かも」という不安はぬぐえません。倒れたものたちは昔からの仲間ですから、年齢も50を超えています。この年になるまで大きな病を得なかったことを幸運に思うべきでしょう。病を得て初めて健康の大切さ、日ごろの節制に目覚めていては話になりません。 正直なところ、もう3年先や5年先を見据えた大きな仕事に取り組むのは難しい年齢になってしまったような気がします。仕事を成就するまえに自分の身体が、だめになる可能性のほうが高くなってしまったからです。いやはや、なんとも、わけのわからない地平まで歩いてきてしまったものです。写真はパッと明るく行きましょう。 (あ) |
雨の上がった秋田大学構内 |
秋の名残りが | |
最近高齢者マンションのラッシュです |
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