Vol.431 08年12月20日 | ![]() |
郷土学習と神室そば |
最近、事務所に中高生がよく訪ねてきます。ナントカ郷土学習というやつなのですが、基本的にこれまではお断りしてきました。わざわざ中高生が訪ねて来てくれることがうれしくて、専用のガイドスタッフまで決め、丁寧にちゃんと対応していた時期もあったのですが、これがけっこう煩雑で、いつのまにかお断りするのが慣例になってしまいました。 「本」の定義からはじまって編集や出版の意味を解説、中高生がわかるように仕事の実際を見てもらっても、後はなしのつぶてですからガックリきます。それに、ウチのような超零細イナカ出版社を見学しても、彼らの将来のためになるわけではアリマセン。できれば有為の若者にはもっと将来的展望のある職場見学をしてもらいたい、という老婆心からお断りしていたのですが、このところの依頼は、生徒たちの熱気がきちんと伝わってきたため、それにほだされたものです。実際は生徒のために何時間も仕事がストップするわけですから、心に余裕があるときでないと引き受けられません。 注文はファックスで0183−56−2554まで。料金は郵便振替の後払い。とにかく美味しいので一度お試しあれ。 つい最近、秋田市にできたばかりの蕎麦屋さんにさっそく行ってみたのですが、久しぶりに大声で「まずいっ」と叫びたくなる蕎麦を食べてきました。手打ち蕎麦なのにウズラの卵がついてきたあたりで、首を傾げそうになったのですが、残さず一人前食べるのが苦痛で、涙が出そうになりました。店主が目の前で見ているので残せなかったのです。いやはやあきれた蕎麦屋です。でも、もうこんな愚痴ともおさらばです。よかったよかった。 (あ) |
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