Vol.95 02年6月22日号 | 週刊あんばい一本勝負 No.92 |
ワールドカップより「へいちんろう」だッ | |
秋田市の郊外にあるデパート中三でこの13日から18日まで「横浜中華街展」が開かれている。そのメインイベントとして、有名な「へいちんろう」(漢字がなくてひらがなですみません)が特設会場で飲茶レストランをオープンさせるとの情報を入手。これはワールドカップどころではない。さっそく皆のスケジュールを調整し、月曜日のお昼に会場に駆けつけ写真の全メニューを食べ尽くした。村祭りの食堂のような粗末なにわか店舗だったが味はさすが。なかなかこれだけのものは秋田では食べられない。お昼時の事務所留守番は長老の渡部七郎。彼はワールドカップを観る代わりに留守番役を引き受けたのだ。彼以外は誰もワールドカップのことを言い出さないから、みんな日本中のフィーバーをかなり覚めた目で見ているようだ。
| この全メニューを食べた |
私は秋田経法大の授業が日本対トルコ戦の時間帯と重なり、ふだん150名近い出席者が半分に減った。試合開始の3時半にいったん授業を打ち切って「講義を聴きたい人だけ残ってください」といったら8人しか残らなかった。これは少ない数字なのか多いのか、私にはよくわからない。
(あ) |
爆弾娘ジュリアーナ来日! | |
秋田県の研修生としてサンパウロから梶原ジュリアーナさんが来日した。彼女は日系2世の両親を持つ3世で日本語はまったくダメな20代前半の女性です。とにかく身体に似合って豪快な性格、しょっちゅう冗談を言ってはガハハハと笑っています。サンパウロでは英語の先生をしていたのですが秋田ではなぜかホテルで研修することになりました。私がブラジルにいくとよくお世話になっているロベルト大石さんの姪っ子ですので、この10ヶ月間は「親代わり」の役目を果たさなければなりません。
| 右がジュリアーナ、左はアル ゼンチンからきたファビアーナ |
さっそく小舎のスタッフと顔合わせをしたのですが、もうみんな笑いっぱなしの初対面でした。彼女には人を笑わせてくれる天性のキャラクターが備わっているのかも知れません。舎内では彼女から英語を習おうという「英語クラブ」がほっそくしました。といっても会員は柴田と鈴木のアルバイト2名ですが、これに安倍や鐙の加入もささやかれているこのごろです。
(あ) |
人気のお茶 | |
無明舎で隠れた人気を誇っているお茶を紹介します。「里の八草・健康茶」と言う名前の商品で、カワラケツメイ草、ドクダミ、ビワの葉、ハトムギ、クマ笹、ヨモギ、ハブ草、健康番茶と八種類の草? が入っています。見た目はその辺の庭とか野原に落ちている木の葉や小枝のゴミ、と言う感じですが、これがなかなかの味です。無明舎では「健康何とか」という薬や飲み物、食品などのアイテムは一切誰も信じないし、口に入ることも話題に上ることもありませんが、このお茶だけは別です。それはおいしいためです。私はこのお茶を飲むようになってからコーヒーとか、緑茶とかはほとんど飲まなくなりました。昼食の後に飲むお茶も全員このお茶です。専用の急須も用意されるほどの扱いを受ける「健康茶」。これはおすすですよ。
(鐙) | これが人気の健康茶 |
今週の花 |
今週の花はトリトマ、バラ、キャロット、チョコレートコスモス。「キャロット」はそのまんま、野菜のニンジンの花のことです。ニンジンは花が咲いてしまうと固くて美味しくなくなるので、花の前に収穫します。そのため、ニンジンの花の記憶がほとんどなくて、最初は半信半疑でした。野菜とはいえ花にはかわりなく、そういう意味では飾っていてもおかしくないのですが、それでもやっぱり野菜の花を飾るというのは不思議な気分です。
(富) |
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